お花は、どんな場所にどのように飾るかによってイメージが変わります。
お花を生ける花器も、飾りたいお花や好きな色、
お部屋のインテリアの雰囲気に合わせて選ぶと楽しいですね。
「花みつぼ」は、高岡の地で長くつくられ、愛用されてきた真鍮製の花器の一つ。
落ち着いた佇まいが、草花の美しさを一層引き立ててくれる花器です。
今回は、この花みつぼをスタッフが実際に使ってみました。
バランスよく生けられる
花器にはいろいろな形状がありますが、花みつぼは、バランスがとりやすいつぼ型。
花を挿す口径が小さく、胴が膨らんだ形をしているので、
お水をたっぷり入れることができます。
底面も広いので、飾る時に重心が安定して置きやすい形状です。
花器自体は高さ9.2cm、直径7.9cmとあまり大きくなく、
手の中におさまる可愛らしいサイズ。
場所をとらないので、ちょっとしたスペースにも気軽に飾ることができます。
花を挿す部分の口径は約2.5cmと小さいので
あまりたくさんの花は生けられませんが、
お花を1本だけ挿しても束で生けても、全体のバランスが取りやすいのが嬉しいです。
花みつぼの2色がシックな色合いなのでお花との色のバンスも取りやすく、
大ぶりの色鮮やかな花を生けてもよく映えます。
職人の手作業による味わい
時のうつろいの美を、高岡に古くから伝わる着色技法で表現した花みつぼ。
ひとつひとつ手作業で研磨仕上げを施した鋳物に、高岡の熟練の職人が変化を見極めながら
手作業で着色しており、 一つひとつ表情が異なるのも魅力です。
落ち着きのある金茶と黒茶の色合いや味わいは、インテリアとしてもおすすめ。
単体でそのまま飾るだけでも、お部屋をグッとおしゃれに見せてくれます。
日本文化の面影を感じさせるデザインでありながら、品の良い色味は、和洋どちらのお部屋に
置いてもおしゃれな空間に。
時間の経過とともに表面の風合いが変化し、味わい深く、趣のある花器へと
少しずつ変わっていくのも楽しみの一つです。
お手入れもしやすい
花みつぼは、生地が厚いため見た目よりも重量があります。
そのため、持ち運びには注意が必要です。
口径は約2.5㎝あるので、小ぶりのブラシ等で中が洗いやすく、お手入れもしやすいです。
濡れたままにすると、変色の原因となるため、ご使用後は柔らかい布でふいてください。
台所用洗剤を使用した場合は、二度拭きがおすすめです。
変化する風合いを楽しんで
年月を経て風合いが変化することにより感じる味わいに、使うほどに愛着がます花みつぼ。
お花を飾ることでお部屋に彩りが生まれるだけでなく、花みつぼが持つ落ち着きのある
風情に、心まで癒されるような気がします。
これまでお花を飾る習慣がなかった方も、ぜひ気軽に試していただければ幸いです。
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花みつぼ
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