鋳物メーカーである能作も、昔から製造してきました。現在のライフスタイルにも合うように
デザインされた真鍮製の花器は、
金属特有の重厚感や品格を保ちつつ、
どんなインテリアとも調和し、
美しい花々を引き立てます。今回は、その能作の花器の中から
TAMAをスタッフが実際に使ってみて、
ご紹介いたします。
美しい形状が生む光の陰影
綺麗な丸い形に目を引かれるTAMA。
丸く見えるフォルムにするために、
花を生ける口の部分と底を極力小さくした、
より鋳造に技術を必要とする花器です。
能作では、鋳造後に熟練した職人が
ロクロ仕上げによるヘアーライン加工を施し、
金属の持つ美しさを最大限に引き出しています。
存在感があるので、花を飾らずに
TAMAだけで飾っても素敵です。
部屋に差し込む光により美しい陰影が生まれ、
どこにおいても華やかな印象になります。
SサイズとLサイズがあり、SはH97 φ103、
LはH130 φ135(mm)とあまり場所を
とらないのも使いやすくて嬉しいですね。
花を引き立てる落ち着いた風合い
ゴールドとシルバーの2色があるTAMA。
落ち着いた色合いは、生ける花を美しく引き立てくれます。
ゴールドは、金属製であるがゆえの涼やかな質感の中にも、不思議と温かみを感じます。
花器に存在感があるため、落ち着いた色合いの花を生けてもよく合います。
ゴールドよりも涼しげな印象のシルバーは、
色の濃い鮮やかな花を生けるとより花が際立って見えます。
球状のため、花を束で飾ってもバランスよく
生けることができ、生けるのが苦手な私でも
手軽におしゃれに飾ることができました。
花器の口は2.5cmほどなので、茎の太さが5mm
程度の花を5本ほど挿すことができますよ。
丈の長い枝物を生けると、丸い形状との対比で動きが出るのも面白いですね。
TAMA自体がおしゃれなので、短い丈の花を少量生けても印象的に。
KAGOシリーズと組み合わせることで、更にアレンジの幅も広がります。
「次はどんなお花を組み合わせよう」と考えるのが毎日の楽しみになりました。
お手入れ方法は?
TAMAの口径が2.5センチと狭く、洗いにくい
印象を受けますが、普段使いであれば
何回かすすぐ程度で問題ありません。
花器の外側にはクリアコーティングが
施されているため、スポンジで磨くと
コーティングがはがれる場合があります。
水滴がついたら乾いた布で拭くくらいの
簡単なお手入れで大丈夫ですよ。
日々の暮らしに癒しを
金属は、使用するうちに経年変化により風合いが変化します。
真鍮は時が経つと、だんだんと光が鈍くなりそのくぐもった輝きがまた魅力的です。
毎日お花を生けながら、使い込むほどに自然に深みのある色へと落ち着いていく様子を見ていると、一層愛着が湧いてきます。
日々の生活の癒しとして、ぜひTAMAをお楽しみいただければ幸いです。
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