Story
製造部錫製造課
小谷真弘

鋳物づくりのなかで、鋳造方案
(鋳型の中で溶かした金属[湯]が流れる
経路)の良し悪しは、
鋳物の品質に大きく影響します。
鋳物の出来が悪ければ、湯道や湯道と
製品部分の継ぎ目の堰(せき)の場所を
調整します。
日々造型を繰り返すなかで、
より良い鋳物になるよう改良を重ね、
模索し続けています。
作りたい製品の形や大きさによって、
湯道の長さはそれぞれ異なります。
鋳物の表面に湯が流れる跡が
しわのように現れる湯じわや
鋳肌の荒れ(焼け)が出ないよう、
製品ごとに湯の温度や流すスピードを
考えています。

よい鋳物を作るのは大前提。
製品になるまで、鋳型づくり、
鋳造、仕上げと続き、
その後には、検品、箱詰め、
出荷という工程を経て、
ようやく店頭に製品が並びます。
それをお客様が手に取り、
日々の生活で長く使っていただく。
私はこれらの一連のすべてが
「ものづくり」だと考えています。
まだ能作を知らない方は
世の中にたくさんいます。
能作の製品の良さ、
魅力を多くの方に知ってもらいたい、
さまざまな製品を使ってもらいたい。
職人実演などのイベントでは、
お客様と直接触れ合えるので、
自分の言葉で能作のものづくりや
製品の魅力を伝え続けていきます。
製造部錫製造課
小谷真弘
ひたむきに向かい合う
能作一筋ベテラン鋳物職人
Favorite
職人のお気に入り
<NAJIMIタンブラー>
毎晩の晩酌のお供として
大活躍している酒器です。
缶ビール(350ml)1本すっきり入り、
なみなみと注いで飲むのが
たまらなくうまい!
ビール以外にも日本酒、焼酎と
ジャンルを問わず、
NAJIMIタンブラーいっぱいに
注いで飲んでいます。
飲み口が広いので、
飲みやすいのはもちろん、
底まで手が届きやすいので
洗いやすいのもうれしい。
自分の手にしっくりくるフィット感も
「NAJIMIタンブラー」ならではの
良さです。

NAJIMIタンブラー