お茶が恋しくなりますね。
そんなときは、錫(すず)の器で
冷茶を楽しみませんか。
錫は古来より、
「錫の器に入れた水は腐らない」、
「お酒の雑味が抜けてまろやかになる」
などといわれ、
酒器や茶器などに用いられてきた金属。
じっくりと抽出する氷出し茶や、
氷を浮かべた水出し茶を
楽しむのにもぴったりです。
お茶の美しい緑が、
錫のやわらかな光沢の中で際立ち、
涼やかな印象をより一層引き立てます。
そんな錫の器での冷茶の楽しみ方を
ご紹介いたします。
氷出し茶で
贅沢なひとときを
「氷出し茶」は、お茶の葉に氷をのせて、
ゆっくりと溶かしながら抽出する、
夏にぴったりの冷茶です。
錫の器を使うと、涼やかさと
風味がいっそう引き立ちます。
<氷出し茶の淹れ方>
1. 錫のぐい呑みに氷を入れて
冷やしておきます。
2. 錫の片口に茶葉を入れます。
3. 片口に氷を敷き詰めるように入れます。
4. そのまましばらく置いておきます。
器から徐々に熱が氷へ伝わり、
氷がゆっくりと溶けていくことで、
お茶が自然に抽出されます。
ぐい呑みの氷を片口に移してもかまいません。
5. 茶葉ごとぐい呑みに注いで完成です。
茶葉の食感や風味も一緒に楽しめるので、
そのまま味わうのもおすすめです。
時間をかけて少しずつ抽出される
氷出し茶は、
暑い季節のひとときに、
特別な癒しと涼をもたらしてくれます。
水出し茶や
好みのアレンジで楽しむ
水出し茶は、じっくりと時間をかけて
抽出することで、
渋みが少なく、甘みが際立つのが特徴。
錫は熱伝導率が高いので、
冷蔵庫で1~2分程度冷やした
錫の器に注げば、
ひんやりとした口当たりとともに、
より冷たくまろやかな冷茶を体感できます。
ガラスの器などと飲み比べて、
素材の違いによる味わいの変化を
楽しむのもおすすめです。
冷茶にレモンやミントを添えると、
さらに爽やかな風味に。
錫の器の上品な輝きとともに、
夏のおもてなしにも最適です。
見た目にも涼やかな錫の器で
錫の器を使った冷茶は、
視覚的にも涼を感じさせ、
夏の日のひとときを
格別なものにしてくれます。
ぜひ、お気に入りのお茶と錫の器で、
優雅な夏のティータイムを
楽しんでみてください。
今回ご紹介した商品は
こちら
片口 – 小
ぐい呑
よもやま
茶さじ – チャーミ
商品の実物を
ご覧になりたい方は
能作の直営店舗へお越しください。
スタッフ一同お待ちしております。