職人の想い【第32回】

Story

食を通して錫の魅力を伝える

産業観光部飲食事業課

西田 彰宏

 
オープン当初から、
IMONO KITCHEN料理長として
能作の飲食事業部門を担っており、

食を通して能作の錫製品の魅力を
お客様に伝えています。
能作の職人が手作業で
一つひとつ丁寧に仕上げた錫の器に、
私たちが真心込めて作った料理を盛り付け、
お客様に提供しています。
 
錫の器で料理をお持ちした際、
お客様が感動されている光景をよく目にします。
その様子を見て、
毎回、私自身心を動かされています。
 

 
IMONO KITCHENでは、
地産地消の取り組みや、
錫の器により親しんでいただくために
さまざまなイベントやメニュー開発に
チャレンジしています。
今まで接点のなかった異業種との
コラボレーションをきっかけに、
更なる可能性が広がり、
イベントのたびに知識、驚き、感動をもらい、
自分自身の大きな刺激となっています。
 
能作の器を初めて目にしたとき、
「なんて素敵な器！」と、
どんな料理を作ろうかと
物凄くワクワクしたことを
今でも鮮烈に覚えています。
この感動をより多くの方に
味わってもらえるよう、
これからもIMONO KITCHENの
さらなる展開を
描いていきたいと思います。
 

産業観光部飲食事業課 料理長
西田 彰宏

どんなジャンルにも果敢に挑む
IMONO KITCHEN職人

Favorite

職人のお気に入り

＜月うつわ＞

 
平皿でありながら
高台がついていることで、
皿部分がステージとなり、
盛り付けにも立体感が生まれるお皿です。
金箔が見た目の華やかさと
アクセントを生み、
盛り付ける際のスペースを
作りやすいところも気に入っています。
 
月の満ち欠けを表現している
高台のデザインも、
見えないところにこだわりを感じ、
お気に入りポイントの一つになりました。
 

月うつわ

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