夏こそ呑みたい！
涼やかな夏酒

寒い季節に需要が一気に高まり、
夏の暑い日に飲まれにくい日本酒。
日本酒は温度や光の影響を受けやすいため、
もともと夏はオフシーズンとされてきました。

しかし近年では、各酒蔵から
趣向を凝らした「夏酒」が登場。
「夏にも日本酒がおいしく飲める」ということを
知ってもらうために「夏酒」という
呼び方が生まれたそうですよ。

夏酒に明確な定義はなく、
「冷やして飲んでおいしい日本酒」や
「夏頃に出荷される日本酒」を指します。

ラベルデザインも涼しげで、可愛らしく、
ブルーやグリーン、透明など、
爽やかなボトルが多いのも夏酒の特徴です。

一口に夏酒といっても、その味わいは様々。
酸味のきいた白ワインのようなタイプや、
フレッシュな生タイプ、
喉ごしの良い発泡タイプなど、
いろいろなバリエーションが楽しめます。

口当たりや喉越しが良く、
サラッと飲めるのが多い夏酒。
端麗辛口のお酒なら、冷やすことで
さらにすっきりとした飲み口になります。

夏酒を楽しむなら、
透明感のあるグラスもいいですが、
錫の器なら見た目にも涼しげに。

能作の酒器は、伝統工芸の鋳造技術を活かし、
錫100％で製造しています。
錫は、古来より「錫の器に入れた水は腐らない」、
「お酒の雑味が抜けてまろやかになる」
などといわれ、
酒器や茶器などに用いられてきた金属。
熱伝導率が高いので、冷酒を注げば
手にひんやりとしたお酒の温度が伝わります。

職人の手仕事で作られたやさしい風合いと
やわらかな錫のかがやきは、
夏の食卓にも似合います。

日本の四季のうつろいに合わせ、
いろいろな楽しみ方ができる日本酒。

夏の暑い日は、目にも涼やかな錫の酒器と
さらりとした飲み口の冷酒で喉を潤しませんか。