職人の想い【第4回】

職人の写真

Story

長く使ってもらいたい
からこそ

物流課 真鍮チーム

小林 貴司

作業風景

物流課では、製品管理をはじめ
資材管理や製品の検品、箱詰め等、
物流全般に関わる管理業務を任されています。
        
能作の風鈴づくりは春から始まります。
能作ではまず鋳物の形となる生地を作り、
そこから着色等の加飾を経て、
組付け作業に入ります。
風鈴は、鳴り子を付ける位置や
鋳物本体の肉厚の違いで微妙に音が変化し、
音の大きさ、余韻の長さ等に違いがでるため、
組付けの際には必ず音鳴りをチェックし
適正な音に近づけます。
       
商品を手にとったお客様の笑顔を思い描き、
少しでも良い音を
より長く楽しんでいただけるよう、
美しい風鈴を届けることを心掛けています。

また、風鈴の他にも真鍮生地は、
製造工程でついたわずかな傷が、
変色や腐食の原因になるため、
検品はひと際慎重に行います。
手の体温で油を付着させないよう、
暑くても綿手袋は手放せません。

作業風景2

その他、法人の周年記念品や
結婚の引き出物等への名入れサービス需要に
対応すべく、自社にて錫製品への
「レーザー彫金加工を行っています。
鋳物は一つ一つが
職人の手によって作られるため、
同じ製品でも微妙に表情が異なります。
大切な節目に贈られる記念品だからこそ、
仕上げの最終工程である「名入れ」は、
製品一つ一つと向き合っています。

職人の写真

物流課 真鍮チーム
小林貴司

大手ファーストフード店での店長経験を経た
異業種出身物流リーダー

Favorite

職人のお気に入り

<風鈴 - オニオン(ゴールド)>

入社後、最初に検品から箱詰めまでを
おこなった特に思い入れのある商品です。

風鈴 - オニオンは口が広く
組付け作業が比較的しやすいため、
初心者がまず初めに
組み付けるアイテムです。

能作の風鈴は、同じ素材でも
異なる顔や音色を持ち、
それぞれの特徴に合わせ
楽しむことができ、
その中でも特に
「オニオン」の音が好きです。

他のシルバーやピンクゴールドの色は
メッキ加工を施していますが、
ゴールドは真鍮色そのままの色合いなので
温かみがあり一番美しいと感じます。

商品画像:風鈴 - オニオン(ゴールド)

風鈴 - オニオン(ゴールド)

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