花瓶と一口に言っても、素材や形などいろいろな種類がありますね。フラワーベースはお花を生けるのはもちろん、単体でそのまま飾るだけでも、お部屋をグッとおしゃれに見せることができます。インテリアに花瓶を素敵に取り入れて、お部屋をセンスある空間に変身させてみませんか。
目次
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花瓶にはさまざまな形状がある
花瓶にはさまざまな形状があり、色やデザインも豊富です。素材もガラスや陶器に限らず、真鍮(しんちゅう)や錫(すず)などの金属製のものもあり、一輪挿しから口の広い花瓶までいろいろなサイズがあります。置く場所やあなたの好みのお花に合わせて、花瓶を選んでみましょう。
【丸型】全体のフォルムが丸い花瓶は、かわいらしい印象に。花にボリュームを持たせると、より空間が華やかになります。
【つぼ型】つぼ型の花瓶は安定感があるので、背の高い花や枝物を飾りたい場合にピッタリ。口が細い分茎が動きにくいため、数本から花束まで生けやすく、いろいろな生け方が楽しめます。
【一輪挿し】花を一輪挿すだけで完成する一輪挿しいんは、壁に吊るす壁掛けタイプやテーブルにおくタイプなどがあります。初心者や一人暮らしでも使いやすいので、気軽に楽しみたい方におすすめです。
後悔しないおしゃれな花瓶の選び方
花瓶を置くお部屋に合わせて選ぶ
花瓶を置くお部屋に合わせて、花瓶の素材やデザインを選ぶと良いでしょう。小さなお子さんやペットがいる場合は、花瓶を落として割ってしまう危険性もあります。割れやすい陶器やガラス製は避け、真鍮などの金属製を選ぶことをおすすめします。
シンプルなデザインのものはどのお部屋にも合いますが、お部屋のインテリアのアクセントとして花瓶を置きたい場合は、思い切って存在感のあるものやユニークなデザインのものを選んでみましょう。また、花瓶は棚やテーブルに置くタイプが一般的ですが、壁に掛けて飾るタイプの花瓶もあります。絵画のような感覚でお部屋をおしゃれにコーディネートできるので、少し変わったものをお探しの方には壁掛けタイプもおすすめです。
生けるお花に合ったサイズを選ぶ
よく飾るお花のタイプに合う、ちょうど良いサイズの花瓶を選びましょう。ガーベラやバラ、ダリアなどを一輪で飾るのがお好き方は一輪用の口の小さな花瓶を、茎が枝分かれしているお花や花束を飾りたい方は、口が大きく広がり底面が安定している大き目の花瓶を選ぶと良いでしょう。ダイナミックな枝ものや頭の重いお花、高さのあるお花を飾りたい場合は、花瓶に重さがあって安定感に優れ、床に直置きできるような大きいものを選びましょう。
色やデザイン、ブランドで選ぶ
花瓶にも、素材本来の色味や風合いを生かしたものから、カラフルな色を使って模様を描いたり、塗装を施したりしたものまで、さまざまなデザインのものがあります。フルーツをモチーフにした形の可愛らしいものや個性的な形のものは、殺風景になりがちな仕事用のデスクに置いてみると、明るい気分で楽しく仕事ができそうです。昔から仏具として使われていた伝統的なデザインのものでも、落ち着いた雰囲気のリビングや玄関に使ってみると、一気におしゃれ度がアップします。
使われている素材で選ぶ
一般的によく見かける花瓶といえば、ガラス製や陶器のものかと思います。ガラスや陶器は比較的安いものも多いので、取り入れやすいと思いますが、落としたりぶつけると割れてしまう心配があります。一方、昔から使われている仏具の花入れは銅や真鍮といった金属製のものが多く、金属は割れる心配がないので丈夫で末永く使えます。
花瓶の予算や相場について
おしゃれな花瓶・フラワーベースの相場については、量産されているガラスや陶器のものだと、手の届きやすい2,000円~3,000円台のものが多く出回っています。凝ったデザインだったり、銅や真鍮あるいは錫などの金属製で、熟練の職人が一つ一つ手作りした製品や伝統工芸ブランドのものだと、5,000円~20,000円が相場です。せっかく買うのならば、少し値段が張っても、気に入ったデザインの丈夫で長く使えるものを選んだ方が大事に使い続けられますよ。プレゼントで花瓶をお探しの方は、相場を参考にしながら、相手の方に合うものを考えて選びましょう。
おすすめの花瓶10選
そろり – S 12,100円(税込)
そろり – 銀 – S 11,000円(税込)
そろり – L 12,100円(税込)
そろり – 銀 – L 15,400円(税込)
流れるようにしなやかなラインが美しい、真鍮の素材の美しさが際立つフラワーベースです。飾りや模様がなくシンプルなデザインでありながら、凛とした佇まいで存在感があります。「曽呂利(そろり)」とは、古くから茶席の花入れとして使用されてきた花器のことをいいます。能作では熟練した職人が一品一品丁寧に轆轤(ろくろ)仕上げを施すことで、金属の持つ素材本来の美しさを最大限に引き出しました。しなやかな流線型のフォルムが和洋どちらの空間にもよく似合います。
真鍮本来の色であるゴールドと、塗装を施したシルバーの2つの色味がございます。サイズはSとLの2種類ありますので、サイズ違いや色違いで、お部屋ごとに使い分けるのもおすすめです。
TAMA – S 13,200円(税込)
TAMA – 銀 – S 16,500円(税込)
TAMA – L 16,500円(税込)
TAMA – 銀 – L 19,800円(税込)
球体のフォルムが美しい真鍮製のフラワーベースです。球面に反射した光がお花も輝かせ、その美しさをいっそう引き立ててくれます。
熟練した職人の手作業によって轆轤仕上げを施し、真鍮の素材の美しさを最大限に引き出しました。轆轤に製品を固定して回転させ、「セン」と呼ばれる工具を使いながら研磨していきます。髪の毛のように細いラインを付けることから「ヘアライン加工」と呼ばれ、繊細で高度な技術が必要な仕上げ作業です。
枝もののアジサイやツバキの花を飾ったり、花束で飾ると可愛らしい印象のカスミソウやレースフラワーを生けるのもおすすめです。
四器 8,470円(税込)
材の美しさが光る錫100%製のフラワーベースです。球体と四角錐を融合させたような、しなやかな曲線が美しく合わさったシンプルで洗練されたデザインです。高さは13cmと小さめで、底の面積が広くなっているので安定しています。シンプルに一輪のお花や葉物を飾るだけでも、上品で美しい佇まいを見せてくれるでしょう。
錫は抗菌作用があるため、花器に入れた水が傷みにくく、花が長持ちするといわれています。和室にも洋室にも合う落ち着いた輝きのある錫の花器は、新築祝いなどのおめでたい贈り物などに人気があります。
まゆ – L 13,200円(税込)
まゆ – S 8,250円(税込)
繭玉(まゆだま)をモチーフにした、お花を優しく包み込むような形をした錫100%製のフラワーベースです。錫は抗菌作用があるため、花瓶の水が傷みにくく花が長持ちするといわれています。金属でありながらも、その滑らかな美しい曲線の見た目から、錫のやわらかさを感じさせます。茎の長さを花瓶の高さと同じくらいに揃えて短めに切って生けると、お花の存在感やその丸みが強調されて可愛らしい印象になります。バラやカーネーションなどの花束であれば、茎を長めに残すかたちで生けても、綺麗に飾ることができます。
和にも洋にも合う落ち着いた輝きのある錫の花器は、贈り物などにもぴったりです。LサイズとSサイズの2種類のサイズがございます。
花みつぼ – 金茶/黒茶 12,100円(税込)
富山県高岡市に古くから伝わる着色技法を用いて、時のうつろいの美を真鍮の花器に表現しました。お使いいただくなかで、時間の経過とともに表面の風合いが変化していき、味わい深い趣の花器へと少しずつ姿を遷移させていきます。ひとつひとつ手作業で研磨仕上げを施した鋳物に、高岡の熟練の職人が変化を見極めながら手作業で着色しており、 ひとつとして同じ表情のものはありません。
くびれのあるつぼ型をしているので安定感があり、枝ものやお花をくびれの部分で支えることができます。少し高さのあるお花や花束でも、バランス良くお花を飾ることができます。
金茶と黒茶の2種類がございます。日本文化の面影を感じさせるデザインでありながら、品の良い色味なので、和洋どちらのお部屋に置いてもおしゃれな空間を演出できます。
HOOP 8,250円(税込)
リングの部分を変形させてご使用いただける一輪挿しです。HOOP(フープ)という名前のとおり、その姿はまるでお花がフラフープをしているよう。MARU・KAKU・TAKAKUの3種類のデザインがあるので、お好みのデザインをお選びいただけます。
プロダクトデザイナーの梅野聡氏によるデザインで、「花を短く切りすぎてしまい花瓶の高さに合わなくなってしまったとき、高さを調節できる花瓶があったら良いな」という想いから生まれたデザインです。
錫100%製の特性であるやわらかさを生かし、形をアレンジして花を生けることができます。また、錫は抗菌作用があるため、器に入れた水が傷みにくく、花が長持ちするといわれています。
お花を飾る器としてだけでなく、ペンホルダーとしてワーキングデスクに置いたり、歯ブラシホルダーとして洗面台に置いてお使いいただくのもおすすめです。
フラワーベース – suzu – いちじく 9,680円(税込)
フラワーベース – suzu – ようなし 14,850円(税込)
フラワーベース – suzu – りんご 13,200円(税込)
フルーツのいちじく、ようなし、りんごをモチーフにした錫100%製のフラワーベースです。植物や動物などの自然をモチーフにする北欧デザインのような、どこかほっこりと安らぎを感じるデザインです。
いちじくは、本物のいちじくと同じくらいの大きさで、コロンとしたまるいフォルムが絶妙に愛らしい一品。一輪挿しにちょうど良いサイズです。ようなしとリンゴは、底面がしっかり安定しているので、ミニブーケや小さめの枝ものを生けていただくことができます。錫は抗菌作用があるため、花瓶の水が傷みにくく、お花が長持ちするといわれています。
お花を飾らず、インテリアとして飾っておくだけでも、お部屋がおしゃれになるアイテムです。
LASSO 7,700円(税込)
3つのリング状の部分にお花の茎を通してお使いいただく一輪挿しです。LASSO(ラッソ)とは、投げ縄を意味する言葉。その名前のとおり、お花をリングでキャッチして、ここという位置を簡単に決めることができます。MARU・KAKU・TAKAKUの3種類のデザインがあるので、お好みのデザインをお選びいただけます。
プロダクトデザイナーの梅野聡氏のデザインで、「花の位置を決めるためにワイヤーで固定したり剣山を用いたりすることなく、手軽に花を固定して調節することができたら良いな」というアイディアから生まれたアイテムです。
お花を飾る器としてだけでなく、ペンホルダーとしてワーキングデスクに置いたり、歯ブラシホルダーとして洗面台に置いてお使いいただくのもおすすめです。
はりねずみ – 子 11,550円(税込)
はりねずみ 15,400円(税込)
フラワーベースではないですが、お部屋にちょっとした緑が欲しい方には、こちらの苔盆栽がおすすめです。背中に苔を生やした愛らしいはりねずみの苔盆栽です。器部分は、富山県高岡市の伝統産業である青銅の鋳物でできています。デザイナーの提案により、苔を「はりねずみ」の背に見立てた、苔専用の器として開発されました。青々とした苔と可愛らしいはりねずみの立ち姿。仕事のワークデスクに置いておくと、仕事でちょっと疲れた瞬間も、はりねずみの姿を一目見るだけで心を癒してくれますよ。サイズは親と子の2サイズあります。どちらかお好きなサイズを置いても、親子で並べて置いてもインテリアとして楽しませてくれます。
まとめ
おしゃれな花瓶・フラワーベースの選び方も含めてご紹介しました。どこで買うか迷っている方、能作の公式オンラインショップなら、真鍮や錫の花瓶・フラワーベースを30種類以上取り揃えています。デザインや大きさもさまざまなので、ご自身の好みの一品がきっと見つかるでしょう。室内にお花を飾ることで、お部屋に彩りを与え美しく演出してくれるだけでなく、心を癒してくれるリラックス効果もあります。これまでお花を飾る習慣がなかった方も、ぜひお気に入りを探してみてください。また、大切な方へギフトを贈る予定のある方は、花瓶・フラワーベースを贈ってみてはいかがでしょうか。