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季節を感じる花器にお花を飾ろう【フラワーベース – suzu – りんご】

【スタッフが使ってみました Vol.6】

能作のスタッフが能作の商品を実際に使ってみて、使い方のコツやおすすめポイントをご紹介いたします。


能作には、様々な形やサイズの錫製と真鍮製の花器があります。
その中から今回は、錫100%の『フラワーベース – suzu – りんご』を使ってみました。

まず、気になるサイズ、重さは?

フラワーベース - suzu - りんご

  • 商品サイズ:約H85×W94×D70mm
  • 口のサイズ:約20×30mm
  • 底面のサイズ:約40×47mm
  • 本体重量:約460g

女性の両手にちょうど収まるくらいの大きさです。小ぶりですが、錫が柔らかい特性を持った金属なので、花器としてきちんと利用できるよう商品自体に厚みをもたせています。初めて持った方は見た目と違い想像以上にずっしりとした重さにびっくりされるかもしれません。錫が金属であることを改めて気づかされる重厚感です。底面には滑り止めが貼り付けてあるので、つるつるした所に置いても安心です。

また、商品説明に一輪挿しとありますが、実際のりんごように膨らみのあるフォルムなので、能作の花器の中でも花を挿す口は広く、数本の花を生けることができます。省スペースの玄関先などから人が集まるリビングボードまで、いろいろな場所に置くことができます。

実際に、いろいろな場所に置いてみました。

フラワーベースsuzuりんご_2

秋の味覚でもある”りんご”の形をした花器。女性である私には「かわいい」と思うフォルムで、置くだけで嬉しくなりました

両手にすっぽりと収まる小ぶりの花器ですが、素材の錫にとても重厚感があり、存在感を感じました。また、輝きが美しく、上品な佇まいが和洋どちらの部屋にも合うように見えました。

その季節の旬の花を生けて、置く場所を決めるのも楽しいかもしれません。花があるだけで気分が上がりますが、住み慣れた家の雰囲気を変えやすく、より気分転換になりそうですよね。

実際に、花を生けてみました。

葉があり、枝分かれをしてボリュームのある花や茎がほっそりしたものも加えて3本程度入れてみました。小ぶりですが、20cm程度の丈の長い花を入れてもしっかりと立っていました。お花はもう数本ほど入れることのできる余裕があります。

また、錫は抗菌作用があるため、水が痛みにくく花が長持ちするといわれています。これまで他の花器では3日ほどしかもたなかった日日草が、約1週間経っても花弁がきれいに開いていたのには驚きました。朝日の当たる場所に置いていたので、花もきれいな水と秋の心地よい穏やかな風を感じてより生き生きしていたのかもしれません。

メンテナンスはどうしたらいいの?

お手入れキット

【使用時】錫は、抗菌作用がありますが、花や空気中の雑菌が入ることにより水が汚れますので、一般的な花器同様、毎日新鮮な水に交換してください。小ぶりで口が広いので、水は変えやすかったですよ。

【使用後】外側は、硬いスポンジでこすらず、柔らかいスポンジを使い中性洗剤で洗ってください。

水にずっと浸かっていると茎がぬめることがありますよね。その時は、細い棒にキッチンペーパーなどを取り付けたものなどで花器の中も拭いてぬめりなどの汚れを取ってください。拭いた後、花を生けないときは、中をしっかりと乾燥させてくださいね。

錫の光沢が鈍くなってきたなと感じた時は、掃除用の重曹で磨いてください。研磨するので、あまり目立たない箇所で試してから、全体に使用するのがおススメです。

詳しくは、お手入れページをご覧ください。
 お手入れ方法について 

デザイン違いもあります。

フラワーベースsuzu

フラワーベース – suzuシリーズには、りんごのほかに”ようなし”と”いちじく”があります。今の季節・秋が旬の果物ということでこのシリーズを選びましたが、いずれもコロンとした形でかわいいので、実際にどれを試してみるか決める時は迷いました。好きなものが身近にあると気持ちが上がるので、自分の好きな果物でフラワーベースを選ぶのもいいですね。

ちなみに、どの果物が好きですか?

能作の花器をみなさんのお気に入りの一つに加えていただけるとうれしいです。

【本文中に出てきた商品についてはこちら】

フラワーベース – suzu – りんご 

フラワーベース – suzu – ようなし

フラワーベース – suzu – いちじく

【商品の実物をご覧になりたい方は】

能作の直営店舗へお越しください。スタッフ一同お待ちしております。

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