読みもの能いもの作り

昔ながらの製法を貫き、地域の風土を大切に【ささら屋】

鶴亀の箸置きとしろえび撰のセット

【手しごとの世界 Vol.2】

職人が一つひとつ手仕事でつくりあげる能作の鋳物。美しい日本の手しごとを感じられるアイテムは、暮らしを豊かにしてくれますね。能作はそんな手しごとの魅力を伝えるべく様々な企業ともコラボレーションしています。

北陸を代表するお土産「しろえびせんべい」

海の幸、山の幸に恵まれた富山県。能作の公式オンラインショップや本社直営店では、そんな富山の幸も能作の鋳物とともに販売しています。今回は、北陸土産としても有名な「しろえびせんべい」を製造する、日の出屋製菓産業株式会社が運営するささら屋とコラボレーションしました。期間限定の「鶴亀の箸置としろえび撰のセット」には、しろえびをふんだんに用いたしろえび撰、「ビアカップと生姜のめぐみセット」には、ささら屋の自社農場「結いふぁーむ」で育てた黄金生姜で作ったオリジナル濃厚生姜ドリンクをセットに。「自然環境に恵まれた地で商品をつくることに感謝しつつ、地域の豊かな自然と環境を守りたい。」、そんな思いでものづくりに取り組むささら屋をご紹介いたします。


素材へのこだわり

米へのこだわり

散居村が広がる富山県南砺市に本社をおく日の出屋製菓産業が営むささら屋。古くから砺波平野の農村などで庶⺠の生活の中に深くとけこんだ、なつかしいお米のお菓子づくりが、その起源にあります。

立山連峰の雪解け水が流れ込む田んぼで作った富山米を用い、新鮮でおいしいお米から米菓を作るため、つくる直前にその日の必要な分だけ精米。よりお米の旨味と香りがする米菓づくりをおこなっています。しろえび撰やしろえびせんべいに用いるしろえびは、富山湾の宝石といわれ、その名の通り、透き通った宝石のような姿。そのしろえびをパウダー状に独自加工し、何回も改良を重ねてやっとだどりついた味はどのおせんべいにも負けない美味しさです。

 

水へのこだわり

 

また、自社農場で育てた生姜やさつまいも、ブロッコリーや小松菜などを 直営店で販売したり、米菓にも使用。原料米を自社工場で精米する際に出る米糠(ぬか)からできる肥料でお米を育てるなど、環境にやさしい自然循環型企業を目指した取り組みを実施。「私たちの米菓づくりは富山の豊かな自然があってこそ。この限りある資源、そして昔ながらの風景を守りたいという想いから、自然循環型企業を目指して農業に取り組んでいます。」

 

自社農場「結いふぁーむ」

自社農場「結いふぁーむ」で育てた生姜

 


製法へのこだわり

 

ささら屋のおせんべいやおかきは、職人が経験と勘を活かし、手間ひまをかけた手づくり。お米は風味を逃がさないように、丸粒のまま蒸し上げるのがこだわりです。また、乾燥をじっくりゆっくりすることによって、かきやまの焼けたときの香ばしさが変わります。水分は抜けすぎても残っていてもだめ。乾燥具合を職人が見極めます。焼き上げる際は、天候や生地の乾燥具合いに合わせて火力を調節しながら、遠赤外線のバーナーを使い手間ひまをかけて焼いています。その食感は、昔ながらの手焼きで焼き上げた米菓のようです。

 

焙焼のこだわり

 

 

能作×ささら屋のおすすめセット

 

ささら屋こだわりの「しろえび撰」。「しろえびせんべい」の2倍以上のしろえびを使用したプレミアムなせんべいです。箸置のモチーフは水引でできた鶴と亀。縁起の良い鶴・亀・海老のセットは、長寿を祝う贈り物にもぴったり。

 

自社農場で育てた生姜から作ったドリンク「生姜のめぐみ」は、自然の生姜の味と香りを堪能できます。ジンジャーエールやチューハイにもおすすめです。ぜひ能作のビアカップで、一度お試しください。


富山の豊かな自然と職人の技術を大切に後世へ受け継いでいきたい、そんな想いから生まれたコラボレーション。私もささら屋さんの大ファンです。ぜひこの機会に、富山の能いものに触れてみてください。

 

【今回ご紹介いただいたのは】

日の出屋製菓産業株式会社
〒939-1694 富山県南砺市田中411


【本文中で紹介した商品

鶴亀の箸置としろえび撰のセット
ビアカップと生姜のめぐみセット


【商品の実物をご覧になりたい方は】

能作の直営店舗へお越しください。スタッフ一同お待ちしております。
※本社FACTORY SHOP・パレスホテル東京店・コレド室町テラス店のみのお取り扱いとなります。

店舗一覧

ページトップへ